製品紹介-6: その他の加工
超硬加工
| ◆超硬加工 すでにご存知の方も多いかも分かりませんが、 超硬合金(タングステンカーバイト/WC)は、 通常のSK材やSUS材に比べると、加工が困難であり、 素材自体の価格も他の金属に比べて相対的に高めです。 しかし、利用の仕方によっては超硬はコストも抑えられ、 より良い性能の品物の製作が可能となります。 シンテックではお客様が作りたい製品に関して、精度等の必要上から超硬への素材変更のご提案をさせて頂く場合があります。 これまでも多くのお客様から「素材の変更により相対的なメリットが 得られた」といった声をちょうだいしています。 「超硬は高いからちょっと…」というイメージをお持ちの方も、 まずは一度ご相談下さい。 | ![]() |
超硬合金(タングステンカーバイト/WC)の特徴
①硬度・耐磨耗性に優れる
金型や工具の刃先に使用されるくらい、金属の中では硬度・耐磨耗に非常に優れた素材です。
②一個より粉末焼成可能
加工の難しさを成形時に補います。成形時に荒加工しておく事により、加工の工程を軽減できます
③バリが出ない
SUS、アルミなど微細品になればなるほど、加工時のバリが問題になってくるのですが、
超硬は粉末焼成素材の特性上、ほとんどバリが出ません。
従ってバリ除去の後加工が必要ありません。
ただし欠け易い素材ですので、各角に糸面取り加工は必要となります。
超硬合金ドリル
・シャンク(根元)径はφ0.2mm~φ0.5mm全てφ3.175mmになります。
・ご希望によりTiN, DLC等コーティングを施す事が出来ます(別途お見積りとなります)。
・上記以外のサイズも取り扱っておりますので、ご希望サイズがお決まりの場合は、まずご相談下さい。
・基本的に即納の体制を整えておりますので、ご連絡頂ければすぐにお手元にお届けする事が可能です。
・使用の際切粉や破損ドリルが飛散する場合がありますので、必ず保護メガネ等を着用して下さい。
・事故防止のため、ワークはバイス等で確実に固定した上で加工を行って下さい。
・巻き込み事故の原因になりますので、ご使用時に手袋等は絶対に使用しないで下さい。
・ご注文は、基本的には10本単位でお願いします。
超硬合金加工
超硬合金に限定する事なく、多くの種類の金属の加工をしておりますが
精度などを要求される加工においては、特に超硬の加工を得意とし
これまで様々な内容の加工を数多く請け負っています。
試作品、製品の加工技術開発
シンテックでは、製品開発の加工技術の開発も請け負っております。
オリジナルの加工機や治具を設計開発をする事ができます。
どのような内容でもご相談があればお気軽にお声掛け下さい。
特殊素材加工
セラミックはもとより、ベリリウム銅やバナジウム等の加工も対応可能です。
特殊な素材の加工を試作・量産含めて行っております。
下記以外の素材もご相談下さい。
素材 加工内容
・単結晶&焼結体&CVDダイヤモンド
・マグネット(ネオジウム・フェライト)
・ベリリウム銅(Cu-Be)
・サファイヤ
・CBN
・その他、脆性材料、セラミック、希土類(レアアース)等
・切断
・円筒研磨
・センターレス
・部品加工
・両面研磨
・穴あけ
・内面研磨
・その他、ご希望に応じてご協力できる範囲で承ります鏡面加工
超硬合金(タングステンカーバイト)をはじめ多岐に渡る素材に対応を行っております。
勿論、単に面租度だけではなく「厚み寸法」「平面・平坦・並行」といった点においても高精度な加工をご提供致します。
また、従来の加工方法では成し得なかった微細円筒ピンに対してもダイヤモンド工具メーカーとしての
豊富なノウハウを活かし平滑な面加工を実現しております。


DLCコーティング
DLCコーティングとは・・・

シンテックでは、各種素材の表面にDLCコーティングを施す加工を請け負っております。
非常に特徴のあるコーティングですので、用途によっては他に類を見ない素晴らしい性能を発揮致しますが、不向きな用途もありますので、ご利用の際には材質とご希望の用途を教えて下さい。
また、他のコーティングに関しても気兼ねなくご相談下さい。
DLCコーティングとは…
ダイヤモンド・ライク・カーボンDLC=Diamond Like Carbon
(ダイヤモンドのような炭素)の略です。
アモルファス構造(結晶構造が長距離で無秩序になっている)が特徴です。
また、カーボン硬質膜で、基本的に水素と炭素が成分です。①DLCコーティングの特徴
◆耐磨耗・低摩擦・耐触・耐凝着
ダイヤモンドに近い性質を持っておりますので、耐磨耗性は他のコーティングに比べて非常に優れております。
摺動性も非常に良好なため、面と面の摺動部、製品の回転部等にDLCを施す事によってスムーズな動きが長時間可能になります。
また、上記の理由から製品の精度も長時間維持できます。
ちなみにコーティング面は有機溶剤、ほとんどの酸、アルカリに反応しません。
この特性から、アルミやハンダの耐凝着性に優れております。
仮に付着した場合も除去が容易になります。
◆高精度品が製作可能
素材の剛性によりミクロン単位の加工が可能です。
他の金属素材に比べ加工による変形やうねりが非常に少なく、経時変化もほとんどありません
②DLCコーティングに不向きなもの
◆切削工具などの切削、断続加工用途
膜厚の平均が1.2μmと薄い事に加え、ダイヤの特性上から アルミ以外の切削工具には向きません。
摩擦には強いのですが、衝撃には非常に脆く剥離を起こし易いです。
◆表面粗さの荒いもの
DLCの場合、コーティングを施す面が鏡面に近い程、密着性は上がります。
DLCの性能を充分に発揮するため、推奨は0.8S以下ですが ある程度の研削面であれば問題なくコーティングできます。
ただし、放電面や錆、研削焼けなどには対応できません。
◆穴等の内面
内面にはどうしてもコーティングが届きにくいため、
可能な範囲は穴径に対してアスペクト比で1:1程度となります。③その他
◆硬度:2,500~3,500Hv (参考)TiN 2,000Hv
◆処理温度:約250℃ですが、ゴム向けに100℃の低温処理もあります。
◆色:黒









