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突然失礼しますが、微細溝加工の最小幅をお教えていただけませんか?
1、金属、  穴が5umできますので、5um幅の溝加工できますか? そのとき加工できる深さの範囲はいくらですか?
2、ガラスの場合はどうなるでしょうか?

以上。宜しくお願いします。

ご質問に関しての回答です。
まず始めに5μm 幅の溝加工は形状にもよりますが可能だと思います。
ただし、制約はあります。まず、微細溝の場合の大敵はバリになります。
バリを出さない材料を使用する事になります。  
溝の深さですが、ダイヤモンドバイトを使います。
仮に90°のVだと幅の半分くらいでしょうか?
可能であれば溝形状を教えて下さい。そうしないとこれ以上は、何とも言えません。
似たような加工で実績はあります。ちなみにその際にはかなりの溝数を加工しています。
次にガラスの場合、当社の方式では難しいです。
ガラスモールドするための金型の方でしたら加工出来るかもしれません。

参考になりました。どうもありがとうございます。
金属については具体的に進みそうですので、その際にまたご相談します。
追伸:ガラスはやっぱり難しいのかもしれないですね…

この間、幕張の「もの作り~」で小職の息子が水から氷を作る体験をさせて頂きました。
私、高校で物理を教えておりまして、今回出展されていた御社のキットに少なからず興味を持った次第です。
御社の学習用セル(でしたっけ?)是非とも我が校の生徒に紹介し実体験させてやりたいのですが、貸し出し等は可能でしょうか?

我々の学習用セル「SEED」にご興味を持って下さりありがとうございます。
ご質問の回答ですが、残念ながら現在「貸し出し」という形では対応をしておりません。
ただし、そちらにお邪魔してデモを行う事は可能です。
仮に1日お時間を頂ければ、相当数の生徒さんに体験してもらえると思います。
ご検討の上、ご連絡頂ければ幸いです。

早速のご回答ありがとうございます。
操作方法に自信がなかったりもしますので、もし出張してもらえるのであればその方が助かります。
校内でスケジュールの調整して後日候補日をいくつかご連絡します。

操作方法はそれほど難しくはなく、高校生でもすぐにお使いなれるかと思います。
※どなたでも簡単に実験できるのがSEEDの一番の狙いです。
簡単なマニュアルも用意したいと考えています。
日程のご連絡をお待ちしております。

スプートニク

私も圧力関連の仕事に携わっていますんで、ちょっとどんなものか気になります。
関西方面ですが出張デモの実施、問題ありませんか?

基本的に日本国内でしたら問題なくお邪魔できると思います。
詳細に関しては別途お問い合わせ願います。

真鍮に0.15mmを4箇所あけたいのですが、厚みは可能な厚み。液の噴出しノズルに使います。
お見積もりしていただける方、連絡ください。

>真鍮に0.15mmを4箇所あけたいのですが、厚みは可能な厚み。
基本的に穴あけは可能です。
深さは、一般的には精度によりますが数ミクロンの公差でしたら0.3tくらい
±0.01くらいなら0.5tくらいでしょうか?
もう少し深さが深くてもやり方を工夫できるので図面次第です。
よろしかったら図面をFAXもしくはメールで送って下さい。
これだけですと、正直見積りは出せません…
加えて、お書きになられたメールアドレスに上記の回答を送ったのですが宛先不明で戻って来てしまいました。
また、ここへ見に来てくれるといいのですが。

メアドの”a”が抜けてました。すみません。
図面添付したメールを送るので確認できたら連絡ください。
よろしくです。

ダイアモンドアンビルは、ブリリアント、ドゥルッカー等のカット形状が
一般的ですが、単に円錐じゃダメなのでしょうか?
(底面円周部の角は取った状態で)
その場合加工料は安くなるでしょうか?

円錐形状で加工可能ですし、その方が確かに加工費は安くなります。
では、なぜ一般的ではないかと言いますと、下記の理由が挙げられます。
現在、ダイヤモンドアンビルを加工するのにはスカイフ盤で平面研磨をしています。
円錐形に加工するには、ダイヤモンドを削れる回転砥石(ホイール)を使用します。
回転砥石ですと、平面研磨に比べ表面の仕上げが粗くなります。
円錐の面状態は、微細な研磨傷で曇りガラスのようになります。
アンビルの用途として側面を使う訳ではないのでキュレット面さえ面がちゃんと出ていれば
構わないような気がするかもしれません。
しかし、問題はファセット面とキュレット面の境目にどうしても砥石加工の
細かい傷が発生してしまい、高圧下ではそこから割れの原因になる可能性があるからです。
どのくらいの高圧下で割れるかというデータはありませんが可能性として
充分考えられるからです。
そのために現在は、外周部を多面体にして、わざわざ全ての面を平面研磨で
仕上げるようになっています。
円錐形状は、超高圧でなく低圧下では、充分に使えると思います。
ご興味があれば弊社で製作できますのでその際にはよろしくお願い致します。
最後に、上記文章中に分からない部分などありましたら、ここへの書き込み、
メールや電話でお問い合わせ下さい。
ご質問ありがとうございました。

丁寧な回答ありがとうございます。
そうですね、もう少し突っ込んだ話がしたいので、近日中に改めて連絡します。
ハンドルネームではなく、本名で電話しますのでよろしくお願いします。

アラジン様、ご連絡お待ちしております。

初めまして。私は、某大学の学生です。
今回以下のような質問がありまして、もしご存知でしたら
ご教示していただけたら幸いです。

形状は、板状で厚さ0.1mm幅3mmのベリリウム銅をカーペンタテープまたはメジャーのように
巻きつけると、板材の断面は長方形、また、それを伸ばすと断面がU字形になるような加工は
できるのでしょうか。また、そのような加工をする場合、コストはどれくらいになるのでしょうか。

焼き入れ前の生材の状態のベリリウム銅ならご希望の加工は可能だと思います。
(加工後、焼き入れ約300℃で20分くらいすると硬化します。)
メジャーのように巻きつけるあたりまではわかるのですが、
その後の形状が社内でも話合ったのですが、現段階ですと情報が不足しており、わかりにくいです。
コストを出す場合ですと、最終的な形が形状や必要なところの精度などがわからないと出ませんので、
簡単な図で結構ですのでメールもしくはFAXで送って頂けないでしょうか?

分りました。早速図面をメールします。
ご対応よろしくお願いします。

エンジニアリング

板厚0.075tのSUS材に直径φ0.020mmの穴を3000ヶ場合の加工時間は
おおよそどれくらいだと思っておけば良いでしょうか。
また穴径精度はどの程度と思っておけば良いでしようか。
宜しくご指導ください。

お問い合わせありがとうございます。
今回、まず板厚の問題が考えられます。
経験上φ0.020mm穴の場合0.050tの板厚であればあくと思われますが
0.075tですと材料の特性なども微妙に効いてきて実際にあけてみないと何とも言えません。
パンチの径に対して深さが3倍以上あるのも気に懸かります。
ご存じかも分りませんが、細穴加工の場合、穴径に対する深さ(我々はアスペクト比と呼んでいますが)が
かなり大きく関わってきます。
加えて弊社には、現有設備として自社製の手動式簡易プレスしかありません。
有償ですが位置精度や穴個数にこだわらなければφ0.020mmをあけるテストは可能です。
ご要望の3000穴を行う場合、専用機を製作する必要があります。
製作のノウハウはありますので、その場合には色々お手伝いできますが、現状での実験は残念ながら無理です。
ご要求に完全にはお応えできず申し訳ありません。

エンジニアリング

回答ありがとうございます。
そうですか。深さは0.05tでもまあ何とかなりそうなんですけどね。
やっぱり多穴となるとなかなか汎用機での対応は難しいんですかね…
ただ、穴の精度については御社の力量を見てみたいので、テスト加工を改めて相談します。

エンジニアリングさんのおっしゃる通りです。
多穴加工への対応策を現在講じているところです。
穴の精度に関しては手前みそながら自信がありますので、またのご連絡をお待ちしています。

こんにちは。私は工学研究科の大学院生です。
実験で使うガスを噴出するノズルを製作して頂けるところを探しています。
ノズルに対する要求は以下のようなものです。
・高真空中でも使用できる材料(SUSなど)
・長さ数十mm,外径1mm,噴出孔0.1mm程度(これはだいたいの目安です)
・ラバールノズルにするなど、噴出した後にできるだけガスが拡散しない工夫(これは私の不勉強な点が多く、要するにガスをできるだけ拡散させたくないということです)

このようなノズルは製作可能でしょうか?
また、可能であれば、大まかで結構ですので製作に必要な費用を教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。

年末27(日)から休みに入っており、返信が遅くなって恐縮です。
ご質問に対し早速ご回答差し上げますが、材質は超硬合金(高真空中でも問題ありません。)
外径φ1mm全長は30mm以下で、できるだけ短い方が我々としては加工し易いです。
φ0.1mmの穴は、0.5mmぐらいの深さしかあけられませんので
逆側からは、逃げをφ0.5~0.6mmで29.5mmくらいまであける事になります。
ラバールノズルのようにする事は出来ると思いますが別途打ち合わせが必要です。
あくまで概算ですが、1本5~10万円くらいになるかと思われます。
図面が無いと正確なところは出せません。
価格は、全長がかなり効いてきます。

はじめまして。
以下のような条件の光ファイバーの加工が可能かどうか教えて下さい。
・材質はガラス、樹脂どちらでも可。
・ファイバー直径(クラッド径)1.0mm以下
・加工形状:端面にV字溝
 V字の端面はなるべく平滑。できれば鏡面仕上げ
もしできるとすれば、どのくらいの細さまで可能かも教えて頂けるとありがたいです。
以上、よろしくお願い致します。

書き込みありがとうございます。
端面の研磨については可能だと思いますが、V字はちょっと無理です。
ダイヤの工具でそれに近い形は出来るのかもしれませんが精度が出ないのが現状です。
ご期待に添える回答が出来なくて申し訳ありません。

分りました。
また別の加工で相談するかもしれないので、その時はよろしくお願い致します。

初歩的な質問かもしれないのですが、回答いただければ幸いです。
ダイアモンドアンビルにおけるガードルの役割はどういうものなのでしょうか?
また主にブリリアントカットではなくコーンカットのアンビルを使っている
論文を見たことがあるのですが、コスト以外にコーンカットのメリットは
どんなことが挙げられますか?
よろしくお願いします。

お問い合わせありがとうございます。
ご質問に対して、下記の通りに回答します。

①ダイヤモンドアンビルにおけるガードルの役割について
ガードルとはダイヤモンドアンビルの外周部の事ですが、ガードル部分に超高圧実験における役割といった機能は基本的にございません。
稀にガードル部分を基準にしてダイヤモンドアンビルの位置決めをされるケースがございます。
その場合は、ガードルの大きさやキュレットとの同心等について高い精度が要求されます。
ちなみに宝石としてのガードルには、プロポーション(高さや幅のバランス)の基準となるという大きな役割がございます。

②ブリリアンよりコーンカットの方が云々について
ご指摘の通り、超高圧実験ではブリリアントカットのダイヤモンドよりダイヤモンドアンンビル専用カットを施したダイヤモンドが多く使用されています。
その理由は様々ございます。
例えば、テーブルサイズがガードルを100とした場合ブリリアントカットでは60%以下ダイヤモンドアンビル専用カットでは95%以上とより大きな直径が得られるので、キュレットとの面積差が大きくなって強度的に有利になります。
キュレットの形状がブリリアントカットでは8角形か変則的な16角形になるのに対してダイヤモンドアンビル専用カットではより円に近い正16角形になる事、この形状の差によって超高圧発生時のキュレットの圧力分布が穏やかになるので対破壊性が有利になります。
弊社のダイヤモンドアンビル専用カットのアンビルは原石から自社で全ての加工を行っているので結晶方位を揃えて安定した強度が得られるよう工夫していますが、ブリリアントカットは、経済性から同じ原石からより大きい物が得られるようにしているので結晶方位が定まっていないので強度にばらつきがでやすいのです。
他にも理由は沢山ございます、詳しい事は、直接お問い合わせを頂ければご説明差し上げます。
また、多くの場合コスト的にはブリリアントカットのダイヤモンドを用いた方が有利になる事を付け加えさせて頂きます。

大変丁寧にご回答頂き、ありがとうございます。

ガードルの無いアンビルを見たことがありましたので、
有無でどのような効果に違いがあるのかと疑問をいだいていたのですが
特に役割やメリットはないと知ることが出来ました。

またカット法に関してはより詳細な説明をしていただき
各々のカット法のメリット・デメリットが理解できました。
今後は研究の内容だけでなく、扱う実験装置についてもよく勉強していこうと思います。
ありがとうございました。